ボンバー東
アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。
カテゴリ:よくあるトラブル
39.アイドリングが不安定
2019.12.20
エンストしそうな場合と高回転となる場合があります。
【原因1】
電気系の可能性が原因。
【確認方法1】
インタークーラー後部のアイドルスピードコントロールバルブが「カチカチカチ」と作動しているか確認。
【原因2】
バキュームホース抜けが原因。
【確認方法2】
バキュームホース抜けが原因で必要ではないエアーを吸っている為アイドリング不調が原因。
空気の洩れや音で確認。
【原因3】
プラグ、プラグコードの劣化が原因。
【確認方法3】
目視での確認は、よほどの状態で無い限り難しいです。
【原因4】
インジェクターの不良が原因。
【確認方法4】
それぞれのインジェクターが「チッチッチッチッ」と作動しているか確認。
インジェクターをすこしドライバーなどで叩いてやると動き出すものもあるが、いずれ止まる可能性があります。
【原因5】
水温センサーの誤作動が原因。
【確認方法5】
アイドリングが2000~3000回転になる場合には水温センサーの誤作動が考えられます。
タイミングベルトカバーの前部に細いパイプが前より後方へ取り付けてありますが、他の部分とパイプ部の温度が極端に違う場合は、冷却水がサージタンクへ流れ込んでいないために、実際はエンジンが温もっているにも関わらず、サージタンク部のセンサーは、まだ暖機できていないと判断し、アイドリングを上げようとする場合があります。
まず、冷却水の量を確認。
次にパイプおよび冷却水の配管の詰まりを確認。
ご利用にあたり、必ず利用規約をご一読ください。