アルトワークス・アルトワークスのパーツなど全てを網羅したブログ

小さなモンスター 今も走り続ける人気のアルトワークスに魅せられたボンバー東が綴る、アルトワークス専門ブログです

カテゴリ:よくあるトラブル

3.走行中にターボが効くと「キーン」とエンジンルームより聞こえる

2019.12.20

もともと「キーン」と言うようなタービンの音はするものありますが、ここでは正常な音ではなく高音で耳に付くような音です。

【原因】
これは、まさしくタービンの損傷が原因です。タービンの命とも言えるインテーク側の羽とエキゾースト側の羽は一本のロットで繋がっています。
この高回転で回転する軸にガタが出ると羽がコア部に接触するなどし金属音が出ます。ほっておくとガタや摩擦が大きくなり、最後は羽が固着して動かなくなると思います。

【確認方法】
タービンの軸部を指先などで揺らすとガタガタと軸がゆれるとガタがありますが、ほんのわずかなガタでは症状が出ない場合もあります。
インテーク部の羽が変形していたり、側面に線状の回転傷があればガタで羽が左右に振れた際に出来た傷と考えられます。

ご利用にあたり、必ず利用規約をご一読ください。

筆者

ボンバー東

アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。