アルトワークス・アルトワークスのパーツなど全てを網羅したブログ

小さなモンスター 今も走り続ける人気のアルトワークスに魅せられたボンバー東が綴る、アルトワークス専門ブログです

カテゴリ:ワークスマニュアル

ダイナモ・クーラー

2019.12.24

必要工具
・12メガネレンチ
・14メガネレンチ
・ラチェットレンチ
・ラチェット延長
・ボックス10
・12スパナ
・14スパナ
・こじ棒

コンプレッサーの作業にはフロントバンパーを外す必要があります。

【ダイナモ】

矢印のボルトを緩め、右側へずらす事でベルトが緩みます。
ボルトは取る必要は有りません。

アルトワークス CN CP CS CR HA HB
(C系シングルカムターボやH系でも一部構造は違う車種もありますが基本的には共通)
ダイナモ・コンプレッサー 参考画像 (F6A)

右側面上から覗き込むとここにダイナモがあります。
見るからに狭そうです。
まずはバンパーを外します。(フロントバンパー交換参照)

アルトワークス CN CP CS CR HA HB
(C系シングルカムターボやH系でも一部構造は違う車種もありますが基本的には共通)
ダイナモ・コンプレッサー 参考画像 (F6A)

赤〇2か所を緩めます。
そしてダイナモをAの方向にずらすと、ベルトが緩み外れます。
ダイナモ交換の場合は、緩んだベルト外し、ボルトをすべて外してダイナモを取り出します。※下部の注意参照

ベルト交換ならベルトを交換し、こじ棒などで左の方B へダイナモをずらし、適度な張りの状態で、上部のボルトを締めます。
そして株のボルトも締めます。。

※ダイナモを交換する場合は、ダイナモの2ヶ所のボルトと上部側のエンジンブロックについているブラケットを外し、上から抜きますが、ミッション側マウントを外し、エンジンを傾けないと抜けません。特にF6Aツインカムエンジンはかなり狭く、無理やりやり抜きます。
マウントは左フロントタイヤハウスにある、の3箇所のボルトを外し、ジャッキなどエンジン左側を持ち上げてダイナモを取り外す空間を確保します。(下から抜こうとしても抜けません)
エンジンを持ち上げるときには、配線やホース類が引っ張ってちぎれる恐れもありますのでご注意下さい。
※ダイナモの後ろのカプラーは2種類ありますので、交換時には要チェック!

【コンプレッサー】

矢印のボルトを緩め、奥へ押す事でベルトが緩みます。
ボルトは取る必要は有りません。

アルトワークス CN CP CS CR HA HB
(C系シングルカムターボやH系でも一部構造は違う車種もありますが基本的には共通)
ダイナモ・コンプレッサー 参考画像 (F6A)

棒などで手前にする事でベルトが、はります。
その状態でまず、上のボルトを締めて固定します。
次に下のボルトを締めます。

こじ棒などこじる場合には、当てる場所を間違うと、ホースや配線を傷つける可能性もあり、また、強度のない箇所では、破損する場合がありますので、ご注意下さい。
コンプレッサーとダイナモを外す場合は、まずベルトを外し、それぞれ緩めたボルトを外すと取り外せます。
コンプレッサーはフロントバンパーを外す必要があります。

ご利用にあたり、必ず利用規約をご一読ください。

筆者

ボンバー東

アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。