ボンバー東
アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。
カテゴリ:よくあるトラブル
35.送風の風量が弱い
2019.12.20
最近の車輌は、弱でも以前のワークの強くらいありますよね。
【原因1】
ファンモーターの寿命。
【確認方法1】
ファンモーターを取り外し確認する。
【原因2】
エアコンに関係なく風量が弱い場合は、吹き出し口の切り替えがきちんと作動していない為に別の吹き出し口から風が洩れている為に弱い場合があります。
【確認方法2】
上記の「《33》送風ふき出し口の切り替えレバーがスムーズに動かない、もしくは全く動かない」を参照ください。
【原因3】
エアコン作動時に徐々に風量が弱くなる場合。
アルトワークスは室内空気の取り入れ口にフィルターが無い為にエバポレーター自体がフィルターの状態となり、よくホコリがたまります。
エバポレーターは細かな網目になっており、冷房は間接的にその間に空気を通し、流れ冷やされた風が出てくる為にエバポレーターホコリが付着していた場合に、そのホコリがエアコン時にでる水滴が原因で空気の通り道を塞いだり、凍り付く場合があり風が出なくなります。
このような場合は時間を置くとまた出るようになりますが、同じことを繰り返します。
湿るのにはエアコンガス洩れの可能性もあります。
【確認方法3】
助手席側・ダッシュボード裏の三角型の内気・外気切り替えようの部品を外し、エバポレーターの誇りを確認しますが、この時に水ではなくオイル状に湿っている場合はエアコンガスが漏れてエアコンコンプレッサーのオイルと一緒に洩れている事があります。
またホコリを取り除く場合はむやみにするとエバポレーターの表面の無数にある薄いフィンが曲がってしまい、風が通るときの大きな抵抗となりますので、注意してください。
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