アルトワークス・アルトワークスのパーツなど全てを網羅したブログ

小さなモンスター 今も走り続ける人気のアルトワークスに魅せられたボンバー東が綴る、アルトワークス専門ブログです

カテゴリ:よくあるトラブル

30.先ほどまで普通に走って来て、次にエンジンをかけようとすると「セルが回らず、エンジンがかからない!」

2019.12.20

急いでいる時に限ってなることが多いですよね。

【原因1】
ライトの消し忘れや半ドア原因でルームランプが点いたままになった事が考えられますので、バッテリー上がりが原因。

【確認方法1】
ライトスイッチの位置、ルームランプの状態を確認します。

【原因2】
電気の消し忘れは無くバッテリーが上がった場合はダイナモの充電量不足やバッテリー上がり・メインヒューズ切れ・ハーネス断線・キースイッチ不良等が考えられます。

【確認方法2】
確認方法はいくつかありますが、キーをOFF→ACC→ONまで回すと、メーターパネルに各種警告灯が正常に点灯するかどうか確認する為に全ての警告灯が点灯するはずです。
ここでは警告等が正常な状態を前提に説明しております。
キーをONの時にメーターパネルに警告灯が一切点灯しない場合は、電気が来ていない事を確認できます。
理由としまして、バッテリー上がり・メインヒューズ切れ・ハーネス断線・キースイッチ不良等が考えられますが、通常バッテリー上がりが原因の可能性が高いです。 但しバッテリー上がりには二種類あり、一つはバッテリーの劣化・もう一つはダイナモの充電機能低下もしくは不良です。
ダイナモの場合、ダイナモ(発電機)のベルトが切れても充電しなくなりますし、またベルトが伸びてたるんでいる場合に、空回りをして十分に充電しない場合があります。
全く警告灯が点灯しないのであれば、ヒューズ切れの可能性も有り、室内・エンジンルームのヒューズを確認。
また、後付けターボタイマーなどが不具合を起こす可能性も有り、その場合一時的に外して、元通りの配線で試してください。
ヒューズ切れで無い場合はブースターケーブルでエンジンを始動させることが出来ます。
一般的に市販されているケーブルは線が細い為にエンジン始動時に十分な電気を送る事が出来ず、セルを回しても力のない回り方をします。
こう言った場合は、接続してから10分ほど放置し、バッテリーを充電します(繋いでもらうバッテリーが大きいほど始動しやすいです)
もう一つはバッテリーを交換してください。
エンジンが始動しても充電量不足や充電していない場合は、バッテリーの充電量がなくなった時点でまた止まりますのでご注意下さい。
ダイナモ(発電機)が正常かどうか確認するには、「≪29≫充電してもバッテリーが上がる」を参照下さい。
解決出来なかった場合は、お店にご相談下さい。

ご利用にあたり、必ず利用規約をご一読ください。

筆者

ボンバー東

アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。