ボンバー東
アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。
カテゴリ:よくあるトラブル
22.走行中にアクセルを踏み込むとエンジン回転だけあがり前に進まない感じがする
2019.12.20
体と気持ちは前に進もうとしていますが車がついて来ない感じ。
【原因】
マニュアル車の場合はクラッチの磨耗が原因。
AT車の場合はATミッションが原因。
【確認方法】
機械的な問題と電気的な問題があり、単純な特定は難しいと思います。
下記に一例をご紹介します。
マニュアル車の場合エンジンをかけた状態でサイドブレーキを引き、3速に入れて通常の発進の時より心持早く繋いで見る。この時アクセルも合わせて踏み込む事。
すぐにエンストすればOK。
エンストせずに少しエンジン回転が上がり回っていた場合はクラッチが滑っています。
やりすぎると正常なものまで損傷しますので注意。
AT車は走行中に流して走っている状態からグット踏み込みエンジン回転だけが上がる(キックダウンの変速とは違います)ようであれば、ミッションが疑わしいですが、速度センサー不良の場合もありますが見た目では確認できません。
速度センサーはバッテリーの下部、ミッションの上部に500円玉ほどのセンサーが上から付いています。
オートマチックの滑り現象は絶対ではありませんが、バック時より症状が出るケースが多いので、バックでテストするのも一つの方法です。
バックを入れてから繋がるのが遅い場合や、踏み込んでも最初は空回りのような感じになればかなり怪しいです。
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