アルトワークス・アルトワークスのパーツなど全てを網羅したブログ

小さなモンスター 今も走り続ける人気のアルトワークスに魅せられたボンバー東が綴る、アルトワークス専門ブログです

カテゴリ:よくあるトラブル

13.走行中にエンジンが止まり、その後セルは回るが、空回りのような感じがし、エンジンがかからない

2019.12.20

前触れも無く突然襲う悪夢です。

【原因1】
タイミングベルトの破損が原因。

【確認方法1】
キーをオンの状態で、メーターパネルに警告等のランプが点灯する事を確認。
点灯しない場合は、電気系トラブルの可能性があります。
点灯している場合は、次にセルを回します。
いつもより軽い音で回転し、エンジンがかからなければタイミングベルト切れが考えられます。
タイミングベルトカバーを開けないと確認が出来ません。
開けずにする場合は、ディストリビューターキャップを開ける。
次にクランクプーリー部の六角ボルトを工具を使い時計方向へ回します。
この時、ディストリビューターのローターが回っていれば、クランクとカムシャフトはつながっている事になり、ベルトは切れていない事が分かります。
(ずれているかどうかはわかりません。)

【原因2】
上記以外では、圧縮漏れなどの原因が考えられます。

【確認方法2】
圧縮洩れにはいくつかの要素がありますが、専用工具のコンプレッションゲージで圧縮圧の確認が必要。

ご利用にあたり、必ず利用規約をご一読ください。

筆者

ボンバー東

アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。