ボンバー東
アルトワークス専門店として主にC系ワークスを300台以上の販売と修理や整備、レース活動で一時は目を閉じて1時間以内にワークスのエンジンを下ろすことが出来るほど、パーツやボルト、ナットの位置もすべて頭の中にありました。
カテゴリ:よくあるトラブル
6.クラッチを踏み込んでもクラッチが切れない
2019.12.20
これは、突然なる事は少ないと思いますので、走れなくなる前の早めの対応を。
【原因1】
クラッチディスクの磨耗が原因。
【確認方法1】
エンジンをかけた状態でサイドブレーキを引き、2速もしくは3速に入れて通常の発進の時より心持早く繋いで見る。
この時アクセルも合わせて踏み込む事。すぐにエンストすればOK。
エンストせずに少しエンジンが回っていた場合はクラッチが滑っています。
やりすぎると正常なものまで損傷しますので注意。
【原因2】
クラッチワイヤーの固着が原因。
【確認方法2】
クラッチを踏んでも踏み込んだ量だけクラッチレバーが作動するか確認。
ワイヤーだけ伸びている場合があります。
クラッチを踏んだ時に最初から最後まで同じように思い感じがしたらワイヤーの可能性が大です。
※以前に室内のクラッチペダルの取り付け部のスポット溶接が外れたためにクラッチが切れなくなったケースもありました。
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